適材適所のテクノロジー活用を通じた組織の効率化・高付加価値化を当たり前の文化にーージェンパクト日本法人・田中新社長に聞く

ダボス会議で知られる「世界経済フォーラム」が2018年9月17日に発表した「未来の働き方:The Future of Jobs 2018」の報告書では、人工知能(AI)をはじめとしたテクノロジーの進展により、2025年までに52%の仕事はロボットなどが担うことになると予測した。また、2022年には7,500万もの職が失われる一方、自動化によって1億3,300万の新たな仕事が創出されるとしている。

これらは、「ヒトとロボットの協働」が現実の世界となることを示していると言えるだろう。国内でも、それに向けた第一歩のステップとしてRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の取り組みが進んでいる。そうした一方で、「減退期」とも言われるようにRPAの取り組みを通じて生じてきた課題についても顕在化しているのも事実である。

RPA BANKが2018年6月、会員企業720社を対象に実施したアンケート調査によると、RPAを本格展開する上での課題として多く挙げられたのは「開発者不足・開発スキル不足」(34%)、「運用・統制ルールの未整備」(21%)、「社内システムと相性が悪い」(13%)、「対象業務選定に工数がかかる」(9%)などだ。

「本当に現状の取り組みは正しいのか」、「間違った方向に進んでしまっているのではないか」と不安に思われる担当者の方もいるのではないだろうか?

そこで編集部では、RPAの有効性とRPAには3つのステージ(Class1:定型業務の自動化, Class2:非定型業務の自動化, Class3:高度な自立化)があることをいち早く国内でも啓発し、多くの企業のRPA導入コンサルティングを行ってきた実績を持ち、2018年10月1日にジェンパクト株式会社の代表取締役社長に就任した田中 淳一氏にインタビューを実施。

減退期という声も一部で聞かれる「RPA」の各企業での導入実態とオートメーションの潮流、企業の生産性を高めるために必要なマネジメント層のマインドセット、そして同社が提供するAIプラットフォーム「Genpact Cora」について聞いた。

■記事内目次

  • 減退期と言われる「RPA」の実態とオートメーションの潮流
  • 海外と日本のRPAの取り組みの前にあるマネジメント層の意識の差
  • 業務改善を実現、加速させるジェンパクト社のAI基盤「Genpact Cora」とは

減退期と言われる「RPA」の実態とオートメーションの潮流

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