9割が女性従業員の現場でRPAが実現する、新たな働き方とは――船井総研コーポレートリレーションズのRPA活用術

2018年7月、総務省が発表した2017年の就業構造基本調査によると、育児をしている女性の就業率は64.2%、介護をしている女性の就業割合は49.3%にのぼるという。2012年時点の調査から比較すると、育児をしている女性は11.9%、介護をしている女性は4.4%とそれぞれ上昇を見せており、育児・介護世代の女性が活躍できる体制づくりが企業にも求められている。

そのような時流の中で、女性の新たな働き方を実現するべく、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)での業務効率化を実践しているのが、株式会社船井総研コーポレートリレーションズだ。

同社は中小企業への経営コンサルティング事業を展開する船井総研グループであり、グループ各社の事業活動を側面から支援するシェアードサービス会社であるが、社員数約200名のうち9割以上を女性が占めるという。そのため同社では、業務の拡大に伴う残業の増加や、産休・育休等による人員の増減に柔軟に対応し、女性従業員のライフスタイルを支援するための組織づくりが課題となっていた。

2017年12月からRPAの導入を開始したという同社は、現在50体ものロボットが稼働し、数百時間単位での業務時間短縮を実現したという。導入開始から短期間で効率化の成果をあげるため、どのような取り組みを行なってきたのか、話を聞いた。

株式会社船井総研コーポレートリレーションズ カスタマープラットフォーム部 部長 山本恭仁子氏

■記事内目次

  • 業務量の増加や従業員のライフスタイルの変化にRPAで対応する
  • 人力で300時間かかる6,000件の登録作業も、今ではロボットが62時間で完了させる
  • 「ロボットの働き」を見える化することで、RPAの効果を実感してもらえた

業務量の増加や従業員のライフスタイルの変化にRPAで対応する

――まずは、RPAを導入している部署の業務内容について教えてください。

山本恭仁子氏(カスタマープラットフォーム部 部長): RPAを導入しているのは、船井総研の営業サポート業務を担うカスタマーデータベースグループです。具体的には、セミナーや研究会などの集客、顧客管理などを行っています。

印刷する
SNSでシェア

有識者に聞く

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

こんなメディアも見られています

キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9

キーマンズネット SNS

X @Keymansをフォロー

インフォメーション

キーマンズネットをフォロー