クラウド上で広がるRPAの可能性とは――日本マイクロソフトのクラウド責任者に聞く

普及が広がるRPAは、ソフトフェアが実際に動作する環境の違いから、大きく分けてデスクトップ型とサーバー型の2種類があり、管理統制上の理由などから、大規模に運用することになればサーバー型が欠かせなくなってくる。

ただ、サーバーの構築は専門知識を持つエンジニアが時間を掛けて行うためコストとスピードの面で課題感がある。また、メンテナンスも容易ではない。

そこで注目されるのが、RPAのソフトウェアをサーバーではなくクラウド環境に乗せる手法だ。RPAが一般化し、企業が規模の大小に関わらずその恩恵を受けたいとのニーズに応えるために、クラウドソリューションが登場している。クラウド上のサーバーですぐにソフトウェアを利用可能なSaaS(Software as a Service)によるRPA提供だ。

クラウドが提供する価値、そこにRPAやAIが乗ることによって何が期待されるのか。

企業が利用するクラウドコンピューティングプラットフォームとして選ばれ、多くの実績を誇るMicrosoft Azure。日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員で、クラウド事業の責任者を務める浅野智氏に、「クラウドのプロ」としての意見を聞いた。

■記事内目次

  • 企業価値を高めるデータ活用の土壌はクラウドとAI
  • クラウド上のプロセスもRPAがつなぐ役割を果たす
  • 人手不足解消に向けてAzureを通じたRPAの提供体制を整備
日本マイクロソフト株式会社 マーケティング&オペレーションズ クラウド&エンタープライズビジネス本部 常務執行役員 本部長 浅野 智氏

企業価値を高めるデータ活用の土壌はクラウドとAI

-浅野さんは、どのような立場でクラウドとサービスに携わっていますか。

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