RPA拡大(スケール)の肝は「メンテナンス性」、そしてRPAはIntelligence Automation(インテリジェント・オートメーション)のフェーズへ――Blue Prism CEOアレスター・バスゲート氏インタビュー

「RPAを導入したものの全社で展開する道筋をつけられていない」。こうした悩みや課題を抱えるRPAユーザーは少なくないのではないだろうか。こうした悩みの解決のヒントとなるよう、グローバルでスケールするRPAユーザーの実績を多数持つBlue Prism社のCCO(Chief Customer Officer:最高顧客責任者)ジョン・ターコフ氏(「RPAを成功に導いている企業に共通する5つのポイント」)とCTO(Chief Technology Officer:最高技術責任者)、デイビット・モス氏(グローバル大企業で多数のRPA成功事例を持つBlue Prismが大切にする製品への想いと今後の製品ロードマップ)に、これまで話を聞いてきた。

第3回目となる本記事では、同社のCEO、アレスター・バスゲート氏にインタビューを実施。同氏は2001年のBlue Prism社創業以前には、Bradford & Bingley住宅金融組合やLynx Financial Systems社に在籍し、ソフトウェアソリューションの提供に携わり、現在に至るまで一貫して企業の生産性向上に力を注いできた。

同氏は、RPAの全社展開を成功させるポイントに「ロボットのメンテナンス性」がポイントになると強調する。また、国内でも需要が高まりつつある、大量の紙文書の問題の解決を担うAI-OCRについて、同社のアプローチについて話を聞いた。さらに、今後のRPAについて、グローバルでは「Intelligence Automation(インテリジェントオートメーション)」のキーワードで議論が進んでいるという。Intelligence Automationを知り、考える上での注意点などを聞いた。

■記事内目次

  1. RPA導入の成否を決める鍵は、ロボットの「メンテナンス性」
  2. 非構造化データである紙の文書をOCR処理できる「Blue Prism Decipher」
  3. 関心高まるIntelligence Automation。「無闇に飛びつくのではなく、ベスト・オブ・ブリードの思考を」
Blue Prism CEO アレスター・バスゲート氏

RPA拡大の成否を決める鍵は、ロボットの「メンテナンス性」

――日本のRPA市場について、どのような考察をお持ちでしょうか。

日本では少子高齢化によって働き手がどんどん減っていく一方で、政府は働き方改革を推進しています。このような環境を背景に、自動化の波は今後一層強くなっていくことは間違いありません。

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