ロボット化の対象業務選定を進化させる「ディスカバリーボット」とは

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を採り入れた組織の多くが導入初期にぶつかる“壁”となっているのが「対象業務の選定」だ。

導入推進担当者の説明を聞き、RPAに期待した現場から寄せられてくる導入候補が、すべてロボット化にふさわしい作業ばかりとは限らない。中には「ロボット化以前に、大幅な作業手順の見直しが必要」と分かる場合もある。それもまた業務改善に役立つのは確かだが、もっと手早く、大きな効果が得られるロボット化のポイントを見落としている可能性もある。

こうした業務効率化の対象選定プロセスも、もっと効率化できるのではないか。そんな提案が、RPAの先進地である米国から寄せられている。本記事では、2019年6月7日に東京国際フォーラムで開催された「RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019」で登壇した、RPA BANKのグローバルパートナーである米国RPA AI協会のロハエル・カーン氏によるプレゼンテーションを紹介する。

<目次>

  1. RPAの課題はロボット化の抽出と選定にある

2.「プロセスディスカバリー」が、ロボット活用を加速してくれる

3.「ディスカバリースポット」と「プロセスマイニング」は似て非なるものである

RPAの課題はロボット化の抽出と選定にある

RPA・AI関連の業界団体として2013年に設立された米国RPA AI協会で、デジタル化ソリューション普及の責任者を務めるカーン氏は、アウトソーシングなどHR関連業界で要職を歴任。業務改善や生産性向上の実情に通じたエキスパートだ。

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