サービス提供を見据えてRPA社内導入プロジェクトを展開―株式会社アイティアイに聞く

10年ぶりに労働基準法が改正され、4月1日に施行された改正労働基準法。本改正の対応のために新たに業務ルールを敷かなくてはいけないと、困られている企業も少なくないのではないだろうか。

この法改正をよい機会と捉え、新たに発生した新規業務の自動化促進のため、RPAの導入に力を入れているユニークな企業がある。

開発サービス事業・構築サービス事業・運用サービス事業を提供するITサービスの専門会社である株式会社アイティアイだ。同社では、将来的なグループ会社全体への展開、さらにはクライアント企業へのサービス提供を目指して、2019年より管理部門においてRPAを導入した。

新規業務へのRPA適用からノウハウを蓄積し、人材の効率的な育成、社内への周知というステップへと歩を進めようとしている同社のRPA担当者とRPAが導入された業務部門の部門長に話を聞いた。

(写真左から)株式会社アイティアイ デジタルサービス部 DSI課 課長 金子恵一 氏、株式会社アイティアイ デジタルサービス部 部長 菰田良介 氏、株式会社アイティアイ 管理部 部長 須賀弘和 氏

■記事内目次

  1. RPA導入のきっかけは、顧客のRPAプロジェクトへの参画
  2. 最初のRPA社内導入プロジェクトは新規業務の自動化
  3. RPA運用ノウハウとRPA人材育成を強化し、“”RPA×OCR連携”でDXを拡大させたい

RPA導入のきっかけは、顧客のRPAプロジェクトへの参画

──RPA活用に至った最初のきっかけは何だったのでしょうか。

菰田良介 氏(デジタルサービス部 部長): 当社の事業ではお客様のIT環境の開発・構築・運用のサービスを提供しています。この3つのビジネスのなかでも最も比重の高いのが運用サービスです。サービスを提供しているお客様の中には大手IT企業も多く、主にそのデータセンターの運用を受託しています。

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