"片田舎の町工場"のDXから学ぶ、1日30分を捻出するGoogle Workspace活用術

東邦工業はGoogle Workspaceを活用し、紙や固定電話をベースにした業務の進め方を徐々に変革している。そのアプローチには幾つかの工夫があった。中小企業ならではのDXの進め方とは。

 企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が叫ばれ、中堅中小企業もその例外ではない。だが、大規模な企業と比較して人のリソースやお金が潤沢でないという理由から、DXの取り組みをなかなか進められないといった悩みも聞かれる。

 東邦工業は、150人の従業員を擁するプラスチック製造企業で、2022年に創業62年を迎える。従来は、固定電話や紙の回覧、ホワイトボードで情報を共有しており、業務には幾つもの二度手間が発生していた。こうした状況にメスを入れようと「Google Workspace」を導入したが、すぐに浸透したわけではなかった。

ハンコのせいで生産計画をリアルタイムに確認できない……

 同社は“中小企業ならではの進め方”によって二度手間を削減し、業務の変革を実現している。東邦工業のIT化推進室 室長を務める堀 敦史氏が、自社の取り組みと中小企業におけるDXの在り方を共有した。

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