経営者の給料が高い企業は業績が悪い 「もらいすぎCEO」の弊害とは

人材不足を背景に人件費が上がっているとされる。もし一般従業員がその恩恵を感じられていないのだとすれば、CEOの報酬が多額すぎるのかもしれない。

 株主擁護非営利団体の調査によれば、CEOの給与額が株主から「多額すぎる」として否決される例が増加している。2021年は16の企業において、CEOの給与パッケージが株主の半数以上から拒否された。2020年の10社、2019年の7社と比べて大幅に増加しており、株主はCEOの過剰な報酬を問題視している。

 ある求人サイトの調査によれば、2021年は大企業のCEOと従業員の賃金差は平均して2202%に上った。経済政策研究所を含む別の機関の調査によれば、この格差は1970年代から拡大が続いている。

従業員との賃金格差22倍「もらいすぎCEO」トップ5人の公表も

 株主による給与パッケージの拒否には、特にコロナ禍における対応への不満が反映されている。パンデミックの影響で業績が変動する中、報酬額を業績に連動させるつもりのない取締役会の振る舞いに怒った株主が、CEOの給与パッケージを拒否したという。

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