違法なのになぜ? 男女の賃金格差がなくならない理由

雇用主が性別や人種、障害などの理由で賃金格差を設けることは、法律によって禁止されている。しかし、とある調査結果から同じ仕事内容であるにもかかわらず、63%の確率で男性の方が高い給与を支給されていることが分かった。一体なぜ給与差別は起こるのだろうか。

 雇用主による給与差別は、法律で禁止されている。日本の労働基準法第3条でも、労働者の国籍・信条又は社会的身分を理由に、賃金や労働時間、その他の労働条件の差別的取扱を禁止している。また、同法4条では、労働者が女性であることを理由に、男性と賃金格差を設けることも禁止している。

 この取り決めは当然日本だけのことではない。米国でも「Fair Labor Standards Act」を改正した「Equal Pay Act」は、雇用主が性別によって給与差別することを禁止している。また、他のさまざまな法律は、人種や肌の色、宗教、性別、妊娠の有無、性同一性、性的指向、国籍、年齢、障害、遺伝情報による給与差別を禁止している。「Executive Order(大統領令) 1124」では、連邦事業請負業者による給与差別を禁止している。

63%の確率で男性の給与が高額に なぜ賃金格差はなくならないのか

 給与差別は違法だが、とある調査結果から同じ仕事内容であるにもかかわらず、63%の確率で男性の方が高い給与を支給されていることが分かった。一体なぜ給与差別は起こるのだろうか。

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