最低限の仕事しかしない「静かな退職」をした従業員に上司はどう向き合うべきか

「静かな退職」は、必要以上に頑張ることをやめ、最低限の仕事をこなすような働き方を指す言葉として、にわかにブームになった。「静かな退職」を選ぶ従業員に対して上司はどのような対応をすべきか。

 「静かな退職」(quiet quitting)という言葉が話題を集めた。実際に仕事を辞めるということではなく、必要以上に頑張ることをやめ、最低限の仕事をこなすような働き方を指す。

 「静かな退職」に関する議論は、ザイド・カーン氏がバイラルな「TikTok」で「静かに退職したい、もうそれ以上のことはしたくない」と述べたことからはじまった。人が「静かな退職」という言葉について議論する際、そこには野心や公正な報酬に関する主張の他、これらの全ての要素に影響する世代間の違いといった問題意識含まれている。最終的には、仕事が自分自身の感覚に影響を与えるかどうかという哲学的なテーマも関わってくる。

 「静かな退職」は、よく「サボり」と誤解されることがあるがそうではない。しかし、多くの時間や気持ちを仕事に傾けてきた人には理解しがたい部分があるようだ。「静かな退職」という選択に至る理由は何か、そうした従業員に対して上司はどのような対応をすべきか。

「静かな退職」をする従業員の気持ちと、上司の対応方法

 「静かな退職」に関する話を聞くと気分が悪くなるという人には、悪い知らせだ。私たちはZ世代が先導する労働革命の中にいるので、進化し続ける仕事の未来についての議論はすぐにはなくならない。

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