給与、労働時間の“グレーゾーン”に対する最善の対応とは

従業員が定められた労働規則を無視した時、雇用主はどう考えるべきか。労働、雇用に関する弁護士が明快なアドバイスを送る。

 就業規則で禁止されているにもかかわらず、従業員が定時前に出勤したり昼休みを返上して働いたりするケースがある。FordHarrisonの労働・雇用弁護士であるデヴィッド・カルテュ氏は、次のように語った。

 「従業員が規則を無視していたとしても、雇用者は労働時間への対価を支払わないという選択はできない。“疑わしきは従業員に払え”だ」

 彼の考えはシンプルだった。

なぜ雇用主の多くが賃金や労働時間に対して誤解しているのか

 雇用主は、まず顧問弁護士や人事コンプライアンスの専門家に相談することが理想的だとカルテュ氏は述べるが、それが困難な時もある。

 雇用主は昼休みを取らなかった従業員に、教訓として給料を支払わないことがある。この場合、給与からその時間を差し引くことになるが、これは法律違反だ。低賃金を下回る給料になることもあるようだ。

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