ランサムウェアで信頼失墜の「Rackspace」のその後

どれほど安全だと思われるサービスでも、セキュリティインシデントに遭えば世間の見方は180度変わる。ランサムウェア攻撃を受けたRackspaceもその一社だ。

 マルチクラウドサービスプロバイダーのRackspace Technologyは、2022年12月2日に発生したランサムウェア攻撃によって数千の顧客が「Microsoft Exchange」にアクセス不能の状態に陥ったことを受け、対応に奔走した。同社はサービスの提供を中断し、収益の低下とコストの増加が生じる可能性があると報告した。

もはや「安全な避難場所」ではなくなったRackspace

 Rackspace Technologyは、ランサムウェアの被害はHosted Exchange事業に限定されると述べ、復旧の見込みは立っていないとした。そして、2022年12月7日遅くにHosted Exchangeを利用する顧客に対して「Microsoft 365」にアクセス可能になったことを伝え、その手順を示すリンクと、ビデオチュートリアルを提供した。なお、Hosted ExchangeのユーザーはRackspace Technoloyからメールサービスを購入して、同社のサーバにホストされているMicrosoft Exchangeのインスタンスを利用していた。

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