故障しやすいHDDはどれ? メーカーや容量に関係があるのか

大容量データを保存する際、HDDにはまだまだ優位性がある。だが、HDDは故障するかもしれない。どのメーカーの、さらにはどのモデルのHDDが故障しやすいのだろうか。

 勢いがあるSSDと比べて、HDDはいくぶん時代遅れに見える。だが、2022年時点で3000万台以上が出荷されており、データセンターなど非常に大量のデータを扱う組織ではまだまだ主流の位置にある。

 ここで気になるのが、どのメーカーのHDDが故障しにくく、どのHDDが故障しやすいのかだ。

 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeは世界中のデータセンターで10年以上大量のHDDとSSDを運用してきた。同社は2023年5月4日に自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2023年第1四半期のデータだ。

 2022年第1四半期末の時点で、Backblazeは24万678台のHDDとSSDを管理していた。そのうち4400台が起動ドライブ(3038台がSSD、1362台がHDD)だった。今回の統計レポートでは起動ドライブを除く23万7278台のHDDに焦点を当てた。実際の故障率の他、「生涯故障率」も算出した。ドライブのサイズやモデルごとに、故障したHDDの「平均年齢」についても情報がある。以下、同社の統計レポートの内容を紹介しよう。

2023年第1四半期のHDDの故障率は

 今回の統計レポートでは、2023年第1四半期に顧客データの保存に使用されたHDDを対象とした。分析したモデルはWestern DigitalのHGSTブランド、Seagate Technologyブランド、東芝ブランド、Western Digitalブランドの計30だ。

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