退職にもつながる「更年期障害」 乗り越えるために職場ができるサポートとは?

雇用主が職場で更年期障害に対処することは非常に重要だとMayo Clinicの医師は述べている。

 総合病院のMayo Clinicが2023年4月26日に発表した研究結果によると、更年期障害に伴う火照りや寝汗、気分の変化、睡眠障害、関節痛、認知障害などで、アメリカでは年間18億ドル分の労働時間の損失が発生していると推定できるという(注1)。

 本研究の対象となった4440人の就業中の女性のうち13%が「更年期障害で(欠勤や勤務時間の短縮、解雇、辞職、退職、転職など)仕事への悪影響を経験した」と回答し、11%が「症状のために仕事を休んだ」と回答していることが明らかになった。

 「企業は職場の女性が抱えるこの問題に取り組む必要がある」とMayo Clinicのステファニー・フォビオン氏(女性の健康に関するディレクター)は述べた(注2)。

職場環境の整備が必要

 では、企業はどのようにこの問題に取り組めばいいのだろうか。

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