使えない「ChatGPT」 使い方が悪いのでは?(第1回)

「ChatGPT」などの生成AIが人気を集めている。「使えない」「回答が信用できない」という声がある一方で、「生産性が上がった」「重要な仕事に専念できるようになった」という声もある。なぜ評価が分かれるのだろうか。

 「ChatGPT」などの生成AI(人工知能)は人と同じ方法で考えるAIではない。あいまいな指示を与えたとき、ユーザーの気持ちをくみ取ってまさに書いてほしかった文章を返してくれることはない。これを忘れると生成AIの力を十分に引き出すことはできない。

 ChatGPTの開発元であるOpenAIは2023年6月3日、どうすれば生成AIをうまく利用できるのか、6つの戦略とそれぞれの戦略を実現するための戦術をベストプラクティスとして公開した*。今回は1つ目の戦略を紹介する(連載記事の一覧はこちら)。

*OpenAIがベストプラクティスとして紹介した具体例の幾つかはGPT-4でのみ動作する。

戦略1 明確な指示を与える

 ChatGPTはユーザーの心を読めない。ユーザーの入力が適切で、ユーザーの希望を推測する必要がない場合、欲しい結果を得やすい。逆に適切な入力でなければ、思っていたのとは違う結果が返ってくる。

 もしChatGPTの出力が長過ぎた場合は、簡潔な内容を出力するように指示するとよい。出力があまりにも短い場合は、専門家レベルの文章が欲しいと指示しよう。出力形式が望んだものと違う場合は、欲しい形式を具体的に指示する。

 次に「明確な指示を与える」という戦略を達成するために役立つ6つの戦術を紹介しよう。

戦術1 適切な回答を得るために、問い合わせの内容に詳細を盛り込む

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開発元が教えるChatGPTの上手な使い方

「ChatGPT」などの生成AI(人工知能)は人と同じ方法で考えるAIではない。あいまいな指示を与えたとき、ユーザーの気持ちをくみ取ってまさに書いてほしかった文章を返してくれることはない。これを忘れると生成AIの力を十分に引き出すことはできない。

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