石油パイプラインへの攻撃に懲りた米国 より厳しいサイバー防御を求める

米国の石油パイプラインを襲った2年前のランサムウェア攻撃は社会を混乱に陥れた。米国政府は即座に対策を打ったが、今回さらに対策を強化した。日本もガスや電力などの重要インフラでの対策を強化する必要があるだろう。

 米国運輸保安庁(TSA)は2023年7月26日(現地時間、以下同)、石油パイプラインと天然ガスパイプラインのサイバーセキュリティに関する指令を改訂した(注1)。この指令はColonial Pipelineへのランサムウェア攻撃を受けて発行されたもので、後に更新されている。

新しい義務はどのようなものか

 更新されたセキュリティ指令は(注2)、パイプラインの運用事業者に対して次のような義務を課している。

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