専門家に聞く、ERPの誇大広告に惑わされない“正しい”選定ポイント

ERPベンダーのセールストークやマーケティングメッセージは、多くの重要な問題が曖昧にされている可能性がある。誇大広告に惑わされず、賢くベンダーを選ぶためのポイントを専門家に聞いた。

 アジリティー(機敏性)を求めて新しいERPを検討する企業が増えている。ここで重要なのが、ERPに何ができるかを正しく見極めることだ。

 最高情報責任者(CIO)や最高技術責任者(CTO)をはじめとするテクノロジー部門のリーダーには無数のERPの選択肢がある。クラウドにまつわる誇大広告や誤解を招きかねない宣伝文句に惑わされずに、自らの組織にとって何が最善かを判断する必要に迫られている。ERPに関する意思決定を正しい方向へと導く情報を知っておくことは重要だ。

 専門家の回答には、「ERPの調査を効率化するためにできること」「クラウドERPの成熟度を実態以上にアピールするベンダーの手法」「ソフトウェアのデモからより多くの情報を得る方法」など、ERP導入前の調査に役立つ情報が満載だ。

クラウドERPはまだ未完成? 成熟度にまつわる問題

 まず、Third Stage Consulting Groupの創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるエリック・キンバーリング氏に以下を聞いた。

──CIOをはじめとするテクノロジー部門の責任者が知っておくべき、ERP市場に関する重要な情報にはどのようなものがあるのか。

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