自分の仕事を無意味と考える人に当てはまる「共通の条件」

従業員が社会的に無意味と考える仕事の定量化を試みている研究がある。その結果、自身の仕事を無意味だと考える人には共通の条件があった。

 米国の人類学者であるデイヴィッド・グレーバー氏は2013年、「幾つかの仕事は実は無意味なものだ」と主張した(注1)。

 「特に欧州と北米では、多くの人々が内心『必要がない』と思っている仕事をして一生を過ごしている。この状況から生じる道徳的かつ精神的なダメージは甚大だ。それは私たちの魂に刻まれた傷である。しかし、誰もそれについて語らない」(グレーバー氏)

 グレーバー氏は次のようにも主張した。

 「テクノロジーの進歩によって多くの仕事が不要になったが、管理のような不必要な仕事が増えた。これらの仕事は社会的に不要であり、無意味なものだ」

 グレーバー氏の主張を基に、仕事の重要性を定量化しようとした最近の研究がある。その結果から、自身の仕事を無意味だと考える人の共通の条件が見つかった。

自分の仕事を無意味と考える人の共通条件

 2015年に行われた米国の労働条件調査によると、回答者の19%以上は「自分の仕事が社会的に不要だ」と認識していることが分かった(注2)。

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