標的型攻撃への対策状況(2023年)後編

中小企業もセキュリティ対策に本腰か? 企業規模別の対策状況から分かること

標的型攻撃に備えるための製品導入が進む中、担当者は不足していた。このような状況がここ1年で大きく変わったようだ。

 「令和4年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(警察庁:2023年3月)によると、2022年に警察庁に報告されたランサムウェアによる被害件数は230件で前年比57.5%増加した。件数は2020年下半期以降増加の一途をたどっており、企業や団体の規模や業種問わず、被害が広範に及んでいるという。

 そこで2022年に続き、標的型攻撃の対策状況に関するアンケート(実施期間:2023年10月27日~11月10日、回答件数:248件)を実施した。前編に続き、後編では標的型攻撃に対する企業側の対策状況を中心に調査結果を紹介する。

標的型攻撃への対策、「EDR」は2年連続で増加

 はじめに、標的型攻撃対策のために何らかのセキュリティ製品を導入しているかと尋ねたところ「対策済み」が62.9%、「今後、導入予定」が7.3%となった(図1)。

図1 標的型攻撃対策のためにセキュリティ製品を導入しているか
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