ERPを放置していない? メンテナンスの必要性とポイント

ERPは組織を支えるバックボーンだ。しかし適切にメンテナンスしなければ、事業環境の変化に追いつけず、十分なメリットを引き出せなくなる。メンテナンスのヒントを5つ紹介する。

 ERPは組織を支えるバックボーンとして機能している。ERPをうまく活用できていれば、経営資源を経営判断に生かすことができ、顧客満足度の向上や意思決定の改善などに役立つ。

 企業が持つ他のミッションクリティカルなIT資産と同様にERPも定期的なメンテナンスが極めて重要だ。ERPを立ち上げて稼働させるまでに多くの時間と資金を投じただろう。そうして構築したERPの投資対効果を最大化し、スムーズに稼働させ続けるには、将来のことも考えながら健全性を維持する必要がある。

ERPのメンテナンスが重要な理由

 データの品質とパフォーマンスは時間の経過と共に低下していく傾向がある。「業務の要件が変わる」「社外アプリケーションの導入や廃止によって新たな統合要件が生まれる」「新たなサイバーセキュリティ脅威が登場する」──このように絶え間なく変化する環境では、先を見据えたメンテナンス計画が必要だ。

 他方で、ERPベンダーも自社製品のアップデートや機能追加で、プロセスの合理化やサービス品質の向上、コスト削減を実現する機会を生み出している。業務要件の変化に応じてERPの機能を定期的に見直すことは全面的な保守計画の貴重な構成要素だ。

ERPのメンテナンスに関する5つのヒント

 ERPのメンテナンスに関するヒントとベストプラクティスを幾つか紹介する。

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この記事の著者

James Kofalt
James Kofalt

ITコンサルティング会社DX4 Research創設者。Georgetown University卒業後、Syracuse University Martin J. Whitman School of ManagementでMBA(経営学修士)を取得。MicrosoftやSAPなどの企業で20年以上にわたり、中小企業向けERP(統合業務)製品やCRM(顧客関係管理)ソフトウェアの導入を支援してきた経歴を持つ。

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