数千種類の帳票をデジタル化 5人からスタートしたトヨタ自動車東日本

自動車製造工程には部位や工程ごとに数千種類の管理帳票が存在する。トヨタ自動車東日本では、センサーで取得したデータも人間が手作業でグラフ化していた。デジタル化のポイントは製造現場の作業者でも使える操作性の高さだ。

 トヨタ自動車東日本は、コンパクトカーを中心としたトヨタ車の企画開発と生産を担うトヨタグループの中核の一つだ。自動車製造には組立や塗装など多くの工程があり、部位や工程ごとに満たすべき基準値の適合を数千種類の帳票で管理する必要がある。

 多くの帳票が手書きだった同社は、業務負荷を下げるために帳票のデジタル化とデータ可視化ツールの導入を進めた。ポイントは製造現場の作業者でも使える操作性の高さだ。

センサー計測の塗装データを人間が手作業でグラフ化する悩み

 トヨタ自動車東日本は、「ヤリス」や「アクア」「シエンタ」などのコンパクトカーを生産している。製造現場のデジタル化の声が高まった2016年当時、データ活用にさまざまな課題を抱えていた。

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