この3年でHDDの故障率はどう変わったのか

HDDを大量に利用する場合は故障率が運用コストに大きく影響する。そこで気になるのが、どのメーカーのどのモデルを選べばよいのかということだ。

 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeは複数のデータセンターで10年以上、大量のHDDとSSDを運用してきた。同社は2024年2月13日に自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2023年通年のデータの他、2021年、2022年との比較もある。

 2022年第3四半期末の時点で、Backblazeは運用中のHDDのうち、27万222台を監視している。そのうち有効な統計データにならない466台を除外した26万9756台のHDDについて扱った。

3年間でHDDの故障率はどう変わったのか

 今回の統計レポートでは、2023年通年でデータセンターにおいて顧客のデータの保存に使用されたHDDを対象とした。分析したモデルはWestern DigitalのHGSTブランド、Seagate Technologyブランド(以下、Seagate)、東芝ブランド、Western Digitalブランドの計35モデルだ。図1にモデル名や容量、年間平均故障率(AFR)などのデータをまとめた。

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