「サイバー犯罪者」対「政府連合」 軍配はどちらに上がるのか

1億2000万ドルもの身代金を要求していたランサムグループが数カ国の政府の協力で解体された。だが、解体後にも活動が見られた。政府の行動には意味がなかったのだろうか。

 米、英、欧州、日本の政府機関が協力して悪質なランサムウェアグループ「LockBit」を2024年2月20日に解体したというニュースは耳新しい(注1)。1億2000万ドル以上の身代金を要求していたグループだ。

つぶしてもつぶしても復活する

 LockBitの解体は喝采を浴び、ランサムウェアとの広範な戦いにおいて、法執行機関にとってこれまでで最も重要な勝利の一つだと見なされた。だが、それから一週間ほどでLockBitは活動を再開した。グループの解体は無意味だったのだろうか。

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