メールセキュリティの状況(2024年)/前編

脱PPAPはどれほど進んだ? 無意味な理由や代替案も解説【メールセキュリティ調査】

情報漏えいやサイバー攻撃の入り口になりやすいため、メールセキュリティは企業にとって欠かせない。どの程度の企業が対策を進めているのだろうか。

 「電子メール」はビジネスシーンで欠かせないコミュニケーション手段だ。グローバルインフォメーションの調査レポート「電子メールセキュリティの世界市場規模調査&予測 2022-2029年」によると、世界の電子メールセキュリティ市場は2021年に約35億ドルと評価され、2022~2029年には年平均成長率12.8%以上で成長すると予測されている。

 利用頻度が高まればサイバー攻撃の対象になりやすくなる。メールの脆弱(ぜいじゃく)性を突いた攻撃や事故によって情報が漏えいするリスクは高い。

 キーマンズネットが実施した「メールセキュリティに関する調査」(実施期間:2024年4月10日~4月25日、回答件数:329件)」を基に、メールを介した情報漏えいリスクに対し、企業がどのような対策を進めているのか、現状を紹介する。

中小企業で急伸 迷惑メール対策ソリューションの導入企業が増加

 メールセキュリティの第一歩は迷惑メール対策だろう。ビジネスメール詐欺やマルウェアを含んだものなど、危険なメールは少なくないからだ。前回(2023年4月実施)の結果と比較しながら、傾向を探った。

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