ソフトの中核に潜伏するサイバー攻撃 再発防止はできるのか

ソフトウェアのコードを改変してサイバー攻撃を仕掛けるサプライチェーン攻撃は珍しくない。信頼されているソフトの開発プロセスに潜り込んで長い時間をかけて準備した事例が見つかった。

 オープンソースソフトウェア(OSS)は少人数で開発される場合もあれば、100人以上が参加する場合もある。いずれも透明性やコラボレーション、コミュニティーによるレビューがしっかりしていればコードの品質を保ちやすい。だが、危険な例外が見つかった。

OSSの開発者に「偽装」した攻撃者が出現

 それがデータの圧縮と解凍機能を備えるOSSの一つ「XZ Utils」だ。XZ Utilsに対するサプライチェーン攻撃が見つかったことで、事件の背後にいる攻撃者と思われる人物の動機や、より大きな問題となるOSSエコシステム全体のセキュリティに関する懸念が明らかになった。きっかけはMicrosoftのアンドレス・フロインド氏(プリンシパル・ソフトウェアエンジニア)の発見にあった。

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