IT系BPOサービスの利用状況(2024年)/後編

利用者が答えた、IT業務のアウトソーシングのメリデメ 「コスト以外」の懸念点とは?

約6割の回答者が「利用する予定はない」としつつも、実際に利用している回答者からは高い評価を受けているIT系BPOサービス。ユーザー、あるいは「利用する予定はない」と答えた企業がコスト以外に懸念している「意外なポイント」とは。

 ITシステムやネットワークの保守・運用といった定常業務に加えて、IT戦略やAI利用の浸透策の立案など情報システム部門に期待される役割が年々増える中で、負担をいかに軽減するかは重大な課題となっている。

 解決策の一つと考えられるのが、外部の事業者に情シス業務の一部を切り出して委託するIT系BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス。前編では、認知度こそ7割を超えたものの、利用率は2割弱にとどまることが明らかになった。利用を阻む理由は何か、またサービス利用者の満足度やサービス事業者への要望とは。

 キーマンズネットが実施した「ITアウトソーシングサービスの利用状況に関する調査」(実施期間:2024年5月8日~22日、回答件数:219件)を読み解くことで、IT系BPOサービスの現在地と、一部の業務は外注して集中させたいと企業が考える「コア業務」が浮かび上がった。

利用者から挙がった「意外な懸念ポイント」

 IT系BPOサービスの利用者にサービスの満足度を尋ねたところ、「とても満足している」(13.6%)と「まあ満足している」(65.9%)を合わせて約8割になり、満足しているとの回答が高い割合を占めることが分かった。

 前編で「(IT系BPOサービスを)現在利用しておらず、今後も利用する予定はない」との回答が約6割に上った一方で、実際の利用者の満足度は高い。利用者はIT系アウトソーシングサービスのどこを評価したのか。「利用している」とした回答者に満足、不満足とした理由を尋ねた。

印刷する
SNSでシェア

IT担当者300人に聞きました

業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

この連載の記事をもっと見る

こんなメディアも見られています

キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9

キーマンズネット SNS

X @Keymansをフォロー

インフォメーション

キーマンズネットをフォロー