30の質問で暴く情シスの実態 2024年

情シス忙しすぎ問題の“元凶”? 「人員不足」を上回る課題とは【調査】

情報システム部門の7割が人員不足に陥る中、企業はどのような選択肢を取るのか。キーマンズネットの調査から浮かび上がった情シスの課題とは。

 近年、情報システム部門の担当者は従来の業務に加えて、DX戦略やIT戦略の立案や、ITプロジェクトのなどの役割を期待されることが増えた。働き方の多様化に伴う就業環境の整備も必要となる中で、業務過多に悩む声が多く挙がっている。

 こうした情報システム部門における負担増に企業はどのように対応しているのだろうか。キーマンズネットの情シスに関する読者調査(実施期間:2024年8月7日~10月4日、回答数:246)で明らかになった実態とは。

本稿で取り上げるトピック

  • 深刻な情シスの人員不足 多くの企業が取る選択肢は?
  • 「人手不足」は2位止まり 最も票が集まった情シスの課題は?
  • 大企業と中小企業が抱える課題に違いはあるか

約7割の情シス部門は「人員不足」 企業が取る選択肢は?

 まず、勤務先の情報システム部門における人員の不足状況を尋ねたところ、「非常に足りていない」(22.0%)と「足りていない」(43.1%)を合わせると67.1%が足りていない状況にあることが分かった。

情報システム部門における人員の不足状況 情報システム部門における人員の不足状況

 人員不足が長く続けば、長時間労働が常態化して健康状態が損なわれたりモチベーションが低下したりする他、人的ミスが誘発されたり、業務負担の重さを苦にした従業員が転職した結果、人員不足がさらに深刻化して「負のスパイラル」に陥ったりする可能性もある。

 人員不足に対して、企業はどのように対応しようとしているのだろうか。

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