サイバー防御を軽視? トランプ政権の不可解な動き

サイバー防御が最も進んでいる国の一つが米国だ。だが、米国政府でサイバー防衛を担う組織の弱体化が進んでいるという。

 2025年4月3日の夜、トランプ政権が国家安全保障局(NSA)の局長兼米国サイバー司令部の長官ティモシー・D・ホー将軍を解任したと複数のメディアが報じた(注1)。ホー氏は2024年2月にこれらの役職に任命されており、それ以前はサイバー司令部の副司令官とサイバー国家任務部隊の司令官を務めてきた。

サイバー防御を軽視? トランプ政権の不可解な動き

 サイバー司令部は米軍の一部門であり、国防総省のネットワークを防衛するほか、サイバー犯罪グループや敵対国家が支援するサイバー攻撃者に対して攻撃的なサイバー作戦を遂行する任務を負っている(注2)。

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