老朽化とコスト増が重荷? ERPリプレース検討が3割の実態

ERPへの満足度が低い状況でも、企業の変革意欲は高い。ERPリプレースを検討する企業のリアルな声と、ERPを企業の競争力強化につなげるための具体的な方法とは。

 キーマンズネットは「ERPの利用状況に関するアンケート」(実施期間:2025年4月11~25日、回答件数:173件)を実施した。前編では、企業におけるERPの利用実態と課題を基にSAPリプレース企業の現状を明らかにした。

 調査によると、ERP導入企業の満足度は47.0%と半数を割っている。特に、運用保守の手間やコストの増加、システムの老朽化といった点が、AIといった新たなテクノロジーの活用やDXを目指す企業の足かせとなっているようだ。

 しかし、ERPへの満足度が低い状況でも、企業の変革意欲は高い。本稿では、ERPリプレースを検討する企業のリアルな声に迫るとともに、ERPを企業の競争力強化につなげるための具体的な方法を探る。

ERPのリプレース検討企業は約3割、大企業帯で高いニーズ

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