これで分かる、IT製品の最新事情

中堅・中小向けEDR/XDRも本格化か 月250円で使えるサービスも【展示会レポ】

IT製品の大規模展示会「Japan IT Week」のセキュリティ関連の出展で注目を集めたのはIT資産管理ツール、アイデンティティー管理ツール、EDR/EDR/MDRだ。中堅・中小企業向けのセキュリティソリューションの展示をレポートする。

 2025年春の「Japan IT Week」は2025年4月23~25日の3日間、東京ビッグサイトで開催され、3日間合計で5万7802人が来場し、活況を呈した。

 本レポートでは「業務効率化/自動化」「セキュリティ」「データ分析/AI」の3回に分けて、展示会で紹介された最新IT製品や注目のテックトレンドを紹介する。第2回となる本稿では、セキュリティ領域の展示概要を紹介しよう。

Japan IT Weekの受付の様子(以下、筆者撮影)

 総合展会場の東京ビッグサイト東展示棟には15カテゴリーに分かれたゾーンが設けられ、「情報セキュリティ EXPO」では東2ホールの大半をセキュリティ会社のブースが埋め尽くした。情報セキュリティカテゴリーへの出展は170社に及んだ。なお、合計1032社が出展する中で最も多かったのが「AI、業務自動化」カテゴリー、次いで「社内業務DX」カテゴリー、情報セキュリティカテゴリーはその次に多い出展数だった。

 情報セキュリティEXPOの入り口を入ると、大小の出展社ブースがぎっしりと立ち並び、繁華街の呼び込みよろしく各社スタッフが積極的に来場者を呼びこんでいる。会場とほぼ同時に入場したにもかかわらず、通路は縁日の賑わいのような人の波で、見通しが悪いので目当てのブースへは会場マップがないとなかなかたどりつけない状況だ。

エンドポイント全般にカバー領域を広げるIT資産管理ツール

 特に大きなブースで注目を集めていたのはSky、ディー・オー・エス、エムオーテックス、ハンモックといったIT資産管理ツールを提供する企業だ。これまでのIT資産管理ツールの役割に加え、クラウドセキュリティやサイバー攻撃対策、エンドポイントの情報漏えい対策、ゼロトラストセキュリティといった今日的な要請に応える展示が目立った。機能追加や他製品/サービスとの組み合わせ提案により、包括的なクライアントセキュリティ実現の最初の一手としての重要な役割をアピールしていた。

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