AIのフェイクだけじゃない 攻撃者が経営幹部に接近する新ルートが見つかる

セキュリティの専門家によると、サイバー攻撃者はディープフェイクや音声クローンだけでなく、別のルートを使って企業の経営幹部やその家族を標的にしているという。

 セキュリティ研究者をはじめとした専門家によると、企業の経営幹部はなりすまし型のサイバー攻撃の増加に直面している。さらに、経営幹部本人だけでなく、その家族が危害を受けるリスクが高まりつつある。攻撃者はどうやって経営幹部や家族に近づいているのか。

AIのフェイクだけじゃない

 なりすまし攻撃の増加は、音声クローンやディープフェイクの進化と関連している。標的とした企業の経営幹部など信頼できる人物を装った偽のメッセージや動画を生成し、企業の関係者に送り付けるビジネスメール詐欺(BEC)はよく知られている。関係者の信頼を得て企業システムへの侵入に成功すると、特権アクセスを利用して従業員を欺いたり、機密情報を盗み出したりする。だが、それだけではなかった。

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