標的は核兵器製造施設、頑丈なセキュリティを突破したハッカーの手口とは?:853rd Lap

アサヒビールやアスクルがランサムウェア被害に遭ったのは記憶に新しい。そんな中、ある重要施設がSharePointのゼロデイ脆弱性を悪用したサイバー攻撃の標的となった。高度なセキュリティで守られた施設に、ハッカーはどのようにして侵入したのか。

 アサヒビールやアスクルなどの企業がランサムウェア被害に遭い、製品の流通に深刻な影響が生じている。企業間の被害にとどまらず、国家レベルでのサイバー攻撃の応酬も続いており、各国で機密情報を狙う勢力が多様な手段を駆使して暗躍している。攻撃者はアプリケーションやシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を見逃さず、機密情報を入手するためには手段を選ばない。

 こうした状況下で、「Microsoft SharePoint」(SharePoint)のゼロデイ脆弱性が悪用され、ある核兵器製造施設が標的となった。高度なセキュリティで守られているはずの重要施設にもかかわらず、ハッカーはどのような手段で侵入したのか。

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