HDDも世代交代? Microsoftがこっそり開発中の「1万年消えない不滅のディスク」:869th Lap

AIの活用が進む中、増え続けるデータの保存と、ストレージの寿命が課題になっている。Microsoftは、従来10年程度しか持たなかったHDDの寿命を超える新しい技術を開発した。理論上1万年もデータを保存できる“不滅のディスク”だ。記録に使われている素材は意外なものだという。

 生成AIブームを追い風に、世界各地でデータセンターの増設が進んでいる。その結果、GPUやメモリだけでなく、HDDの供給にも一部で逼迫(ひっぱく)している。AIの学習データやバックアップなど、膨大なデータを保存するニーズが急増しているためだ。

 振り返れば、ITの発展は常にストレージ技術の進化とともにあった。磁気テープからHDD、SSDへと、高速化と大容量化を繰り返し、クラウド時代には分散ストレージが標準となった。「より速く、より安く、より多く保存する」ことは、ITインフラにとって永遠のテーマといってよい。

 そうした進化が続くなか、Microsoftの研究チームが、理論上少なくとも1万年も読み取り可能な新しいストレージ技術を開発したという。しかも、その記録媒体の素材は、ハイテクとは無縁に見えるキッチンで使われるあの素材だという。HDDもついに世代交代か。Microsoftがこっそり完成させた、「不滅のストレージ」とは?

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