法務の9割がAI導入、なのに「使いこなせる」は3割どまり 何が起きているのか

上場企業の法務部門では、9割近くが既にAIを業務で使っている――。MOLTONの調査はそんな高い導入率を示した。だが「ほぼ全員が使いこなせている」と答えた企業は3割にとどまる。導入と定着の間にある溝は、どこから生まれているのか。

 法務部門ではAIの利用が広がっている。

 MOLTONが上場企業の法務担当者に実施した調査では、89.8%が何らかのAIソリューションを業務で利用していた。一方、「法務部門のほぼ全員がAIを使いこなせている」と回答した割合は32%にとどまった。導入率の高さと、組織への定着度は必ずしも一致していない。むしろ、経営層と現場では見えている景色が全く違っていた。

手直しに10分以上――半数が抱える「使えなさ」

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