2013年第2四半期、前年同期比で26.8%増となり携帯電話総出荷台数における出荷比率は77.4%にまで上昇。シェア情報を紹介する。
IDC Japanの調べによれば、2013年第2四半期(4〜6月)のスマートフォン出荷台数は、前年同期比で26.8%増の653万台に拡大した。携帯電話総出荷台数におけるスマートフォン出荷比率は77.4%にまで上昇している。
また、同四半期の国内携帯電話出荷台数(スマートフォンとフィーチャーフォンの合計)は、前年同期比7.1%増の844万台となり、2四半期ぶりのプラス成長となった。主要因としては、スマートフォンの出荷台数が増加したことに加え、前年同期は半導体供給不足から出荷台数が低水準にとどまっていたため、そのリバウンド効果が挙げられる。
スマートフォンのベンダー別市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーが36.1%と高い市場占有率をキープして首位の座を維持。2位のベンダーは20.6%のシェアを獲得して前四半期から順位を上げ、3位のベンダーは13.9%、4位のベンダーは13.0%であった。
2013年第3四半期(7〜9月)以降はシェア1位のベンダーの次世代端末が市場投入されるため、一時的に高いプラス成長率を記録する可能性がある。その一方で、Android端末の販売不振も目立ちはじめているため、年後半にかけてスマートフォンの成長率が鈍化する可能性があるとみられる。
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