調査リポート
» 2014年04月08日 10時00分 公開

「WAN高速化製品」シェア(2013年度)シェア情報アーカイブ

2013年度、62億円と見込まれる同市場。マネージドサービスとして提供するケースが今後も進むと考えられる。シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、2013年度のWAN高速化製品の国内市場規模は62億円と見込まれる。製造業の設計データや金融業の勘定系データなど、各業種の重要なデータの通信をおこなうための帯域を確保するソリューションとして、市場は拡大傾向で推移している。

 通信事業者がVPNサービスの提供に併せて当該製品をマネージドサービスとして提供するケースも目立っており、今後も同様の提供が進んでいくと考えられる。また、製造業などが海外に進出する際に、日本と比較して通信回線品質が悪い拠点と通信をおこなう際のパフォーマンス向上でも導入が進んでいくとみられる。

 市場占有率(金額ベース/見込み)をみると、1位のベンダーが77.4%で、公共ユーザーの大型案件獲得もあり実績が拡大しているほか、通信事業者のWANサービスと組み合わせた販売も堅調である。2位は16.1%で、アプリケーション高速化需要を獲得することで実績を拡大している。他社と比較してコストメリットがあり、数量ベースの市場占有率は30.4%になるものと見込まれる。

 通信回線を通じてアプリケーションを利用する際のパフォーマンス向上を目的に当該製品の導入が進んでおり、今後も成長傾向で推移していくと考えられる。また、東日本大震災の発生に伴い、企業のBCPやDRの意識が高じており、バックアップ時間の短縮を目的にした需要も市場を後押しすると考えられる。

「WAN高速化製品」シェア(2013年度) (出典:富士キメラ総研)

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