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メールにおけるコミュニケーションの課題(2016年)IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

» 2016年06月16日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

メールへの課題は「送信容量の制限」「誤送信を取り消せない」が約5割に

 次に「メールを利用する上で課題となっていた・なっている内容(複数回答)」を聞いた。

 「ファイルの容量によってメール送受信ができない場合がある」が50.0%、「誤送信してしまった内容を取り消せない」が47.4%、「メールでは過去のやりとりをさかのぼって内容を把握するのが大変」が38.6%、「メールでは打ち合わせなどの調整に時間がかかる」が36.0%、「大量の迷惑メールで重要なメールを見逃してしまう」が33.3%と、全体の3割以上の回答者がこれら5項目を挙げている。

 「その他」と回答した人のフリーコメントに目を向けると「メールを読まない社員が少なくない」といった受け手側に問題ありとする声の他、「送りっぱなしが多い」「『メールしたからいいや』になっている」など、送り手側の配慮不足を指摘する声が多く寄せられた。

 また、「相手が閲覧しているかどうか確認できない」「リプライがないと本当に伝わっているのか分からない」「受信されていても、本人は読んでおらず意思疎通がうまくいかないことがある」といった、メールの本質に関わる点を課題として挙げる回答者も散見された。

 受け手側の開封状態を確認できるだけでなく、読まれたかどうかをシステムが判定し、そのステータスを送り手が把握できるような細やかな仕組みがあるとよいのかもしれない。

メールを利用する上で課題となっていた・なっている内容(複数回答) 図2 メールを利用する上で課題となっていた・なっている内容(複数回答)

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