次に、導入済みのUCで利用している機能(複数回答)を聞いた。
全体では「Web会議(84.9%)」「メール(74.8%)」「ファイル転送・共有(50.4%)」が半数を超えて利用されており、以下「チャット(インスタントメッセージ)(41.7%)」「プレゼンス表示(在席確認)(34.5%)」「VoIPコミュニケーション(31.7%)」「連絡先登録(22.3%)」の順となった(図2-1)。
また、UCを導入予定の人にUCで利用したい機能(複数回答)を聞き、導入済みの人との違いを見てみたところ、「Web会議(72.1%)」が最多であることには違いはなかったが、「ファイル転送・共有(41.9%)」が2番目にあがり、「プレゼンス表示(在席確認)」「チャット(インスタントメッセージ)」「メール」「VoIPコミュニケーション」が25%前後で第3位グループとなっている(図2-2)。
さらに、UCの使い方として「面白い・意外な・効果的な使い方」を聞いてみたところ、Web会議においては「同じ会議室にいても、画面共有機能を使用し主催者権限を複数のプレゼンターにバトンタッチしていくことで、着席したままスムーズにプレゼンターを入れ替えられる」といった社内会議での工夫された活用法や、「本社勤務の設計担当者がお客さまに対面で説明をするケースがあるが、営業担当に端末を持たせてWeb会議を利用することで、多忙な設計担当者が現地へ赴かなくてよくなったことが多い」といった技術者の移動時間削減につなげているといった声が寄せられた。プレゼンス表示(在籍確認)においては、「プレゼンス表示機能で先方の状況を確認して、ふさわしいコンタクト方法を決定できるようになった」といった声も寄せられた。
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