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主要9製品はコレだ、社内SNS賢い選定ポイントとはそこが知りたい!社内SNS

どの社内SNSも基本的なコンセプトは同じだが、インタフェースや細かな機能に違いがある。社内SNSの選び方のポイントを紹介する。

» 2016年11月22日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

 現在多くのベンダーが、さまざまな社内SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を提供しています。どの社内SNSも社員同士のコミュニケーションを活発にし、簡単に情報共有できるようにするという基本的なコンセプトは同じですが、見ただけで違いの分かるユーザーインタフェースはもちろん、似たような機能でも利用するシーンが違うなど、比べてみると多くの違いがあることに気付くはずです。

 今回は社内SNSを選ぶ上でどういった点に注意したらいいのか、選び方のポイントを幾つか挙げたいと思います。

1.機能の多さだけで選ばない

 社内SNSに限らず、新しいシステムやツールを導入する際にありがちなのが、ついつい機能の多さに目が奪われ「多機能ほど良い」と思い込んでしまうことです。ベンダーが自社サイトで公開している機能一覧を見て、その機能をどんなシーンで使うのか想定できなくても「取りあえず機能はあった方がいいだろう」と、数だけで決めてしまう会社があります。

 どんなに優れた機能がそろっていても、使いこなせなければ単なる宝の持ち腐れです。それどころか機能が多すぎると混乱する社員が出てきて、逆に使われなくなるというケースも考えられます。自社に本当に必要な機能がそろっていて、使いやすいものを選択すべきです。

2.導入目的に合っているかどうか

 社内SNSの導入前にまず考えてほしいのが、導入の目的です。社内SNSは無料で利用開始できるものも多いため、他の高額なシステム導入の場合よりも、安易に決めてしまうケースが見られます。

 いくらコストが安いとはいえ、会社の大切な情報を扱うインフラです。しばらく使ってみて「合わなかった」と気づいても、総入れ替えするのは簡単ではありません。

 まずは社内SNSで何をしたいのか、どういう場面で誰に利用させたいのか、既に社内で利用されているSNSにはどんなものがあるのかなどを調べ、目的に合った、社員が使いやすいものを選ぶようにします。

3.管理機能とセキュリティ機能

 FacebookやTwitterなどの一般的なSNSと社内SNSの最大の違いは、この管理機能とセキュリティ機能にあるといってもいいでしょう。社内SNSの場合、機密情報がやりとりされる場合もあるため、管理とセキュリティは非常に重要です。一般的な社内SNSはいずれもこれらの機能を備えていますが、管理の方法や投稿ログの取り方など、細かい点で違いがあります。

 ベンダーの管理、セキュリティ機能を比較し、自社に合ったものを選択しましょう。以下に現在国内で使用されている、主な社内SNSをまとめてみましたので、参考にしてください。

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