メディア

営業教育にUターン、Web会議サービスが企業を成長させる鍵だった事例で学ぶ!業務改善のヒント(4/5 ページ)

» 2018年04月11日 10時00分 公開
[小池晃臣タマク]

「今日のお弁当の中身は?」 ランチ会でスタッフのモチベーションも向上

──次は鯖江ランド、渡邉さんのお話をお聞かせください。鯖江ランドは2017年11月の開設時、地元採用で入社した新人スタッフしかいなかったようですが、不安はありませんでしたか。

渡邉氏: もちろん、上司すら近くにいないということに最初は不安がありました。しかし、想像以上にWeb会議で顔を見ながら話す機会が多く、遠くにいる社員が皆コミュニケーションをとってくるので、そうした不安はすぐに消えました。何か分からないことがあっても、質問すればすぐに答えてもらえますし、表情を見ながら毎日やりとりできることが安心感につながっています。

渡邉 ちなみ氏 渡邉 ちなみ氏(画面左)

──仕事の中で、特にV-CUBEが役立っていると感じるのはどういった場面でしょうか。

渡邉氏: 私はアシスタント職として働いていますが、仮に電話でしかコミュニケーションの手段がないとなれば、顔が見えないので誰のサポートをしているか実感できず、モチベーションも保てないような気がします。しかしWeb会議を使うことで、相手の顔をバッチリ見ながらアシストできるので、「よし、この人のために頑張ろう」という気持ちが湧いてくるのです。

──コミュニケーションを深めるために、東京本社や三好ランドと遠隔ランチ会を実施していると聞きましたが、どのように行っているのですか。

渡邉氏: 「何を食べているの?」など、それぞれのお弁当の紹介から始まって、そのうちにトークテーマが決まり、話が広がっていくというように、良い意味で“ゆるい”雰囲気で行っています。例えば、最近の会では、「お勧めの漫画」や「2018年は何をやめるか、始めるか」といったことが話題となりました。私は、佐藤さんと実際にお会いしたのは一度だけですが、ランチ会を重ねているせいか、よく知っている人のように親しみを感じます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。