キーマンズネットは2019年2月18日〜3月6日にわたり、「タブレットの導入状況」に関するアンケートを実施した。全回答者数246人のうち、情報システム部門が38.2%、製造・生産部門が16.7%、経営者・経営企画部門が6.1%、営業・販売部門と総務・人事部門が同率で5.7%といった内訳であった。
今回は、業務で使用しているタブレットの「導入率」や「利用目的」「重視ポイント」や「満足度」など、タブレットの利用実態を把握するための質問を展開。導入率は47.5%で2014年の前回調査より13.6ポイント、検討割合でも5.3ポイント増加するなど、ここ5年間で大企業を中心に導入が進んでいることが見て取れる結果となった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。
はじめに、業務用タブレットの導入状況を尋ねたところ「既に導入済みである(追加・リプレースの予定なし)」が32.1%、「既に導入済みである(追加・リプレースの予定あり)」が15.4%、「新規で導入を検討している」が4.9%、「必要性を感じるが導入は検討しない」が22.0%、「必要性を感じない」25.6%と続いた。
まとめると、全体で47.5%と約半数が導入済みという結果になった。追加・リプレースを含めると20.3%が検討中(図1)だ。この結果を2014年に行った同様の調査「タブレットの導入状況(2014年)」と比較すると、導入率は13.6ポイント、検討割合は5.3ポイント増加している。この5年間で導入が大きく進んだことが分かる結果となった。ちなみに、従業員規模が大きくなるにつれて導入や検討の割合が高い傾向にあることも見てとれる。
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