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» 2019年07月02日 10時00分 公開

「RPA前提」の新しいシステム構築――しなやかさを求める荏原環境プラントが選んだRPA×超高速開発ツール

[相馬大輔,RPA BANK]

2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
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RPA BANK

業務改善の救世主としてRPAに期待する理由の一つが、「コストや仕様変更が多くシステム化には適さないが、できることなら自動化したい」と考えていた業務に対応できる点だ。

50年以上にわたって廃棄物処理技術を培い、ごみ焼却施設の建設や運転受託で国内トップクラスの実績を持つ荏原環境プラント株式会社も、その一社だった。最近のごみ焼却施設では廃熱を利用した発電が当たり前になっており、同社は新電力事業者としての顔も持つ。売電実績データを電力会社から受け取るのだが、電力会社ごとに異なるWebシステムにアクセスする必要があり、法令等の影響を受けてデータ項目が変更されることもしばしば。そこで注目したのがRPAだった。

同社では柔軟性が求められる新電力事業において、RPAを活用することで人員を補充せずに事業拡大を実現している。

■記事内目次

<目次>

1. 柔軟性が求められる新規事業にはRPAが向いている

2. RPA×超高速開発ツールの併用で業務の効率化を実現

3. 限られた時間での正確な処理に価値がある

4. 全社でRPAが盛り上がる風土づくりを推進中


柔軟性が求められる新規事業にはRPAが向いている

−まず、荏原環境プラントの事業について教えてください。

輪田勇次氏(管理本部 管理部 IT管理課): 私たちは、ごみ焼却施設の計画支援から建設、運営管理に至るまでを一貫して提供しています。

最近のトレンドとしては、数十万人が住むような自治体が新規建設する中規模以上の施設であれば、焼却時に発生する廃熱を有効利用して発電し、売電により利益を得ることが当たり前になっています。私たちは設備を建設するだけでなく、小売電気事業者、いわゆる新電力事業者として施設で生まれた電力を一旦買い取り、送配電を担う電力会社を通じて地元に供給し、「電力の地産地消」をお手伝いするサービスも行っています。

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