2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
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長時間労働の是正に向けた業務改善が強く求められながら、その解決策となりうるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用では立ち後れていた医療業界で、新たな動きが始まった。2019年9月6日、大学病院などの先駆的なRPAユーザーが「一般社団法人メディカルRPA協会」を設立。医療分野でのソフトウエアロボットの活用についてノウハウを集約し、普及を一気に加速する構想が明らかにされた。本記事では、こうした試みに加わる医師らが登壇したイベント「BizRobo! LAND 2019 TOKYO」(9月18日に開催)の講演概要をリポートする。
メディカルRPA協会は、PC上での定型作業を代替するRPAの活用を通じ、医師の過重労働対策や医療機関の経営強化、医療安全向上への貢献を提唱する「一般社団法人日本RPA協会」(大角暢之代表理事)に賛同した医療関係者らで構成。名古屋大学の医学部附属病院前病院長である石黒直樹教授が代表理事に就き、関係諸団体と連携したRPAの普及活動のほか、RPA活用の先進事例やノウハウを医療業界で共有するプラットフォームの提供を計画している。
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