2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
移管に関する FAQ やお問い合わせは RPA BANKをご利用いただいていた方へのお知らせ をご覧ください。
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に興味はあるものの、価格の高さや操作の難しさを懸念し、導入に踏み切れない企業は多い。そもそも、自社の業務にRPAが合うのかも不安な点だ。
ドイツに本社を持つ、産業用接続機器のトップメーカー、フエニックス・コンタクトの日本法人も同様の悩みを抱えていた。同社はRPAの活用可能性を探るなかで、まずは無料のハンズオンセミナーを受講。その後、各種トレーニングの受講や簡易な導入サポートを経て、RPA導入に踏み切った。
「RPAって何?」という状況から、どのようなステップを経て導入に至り、現在ではどんな効果を上げているのか。導入部門の担当者2人に話を聞いた。
──まずは貴部署の業務内容について教えてください。
阿部美穂子氏(営業推進本部 川崎ディストリビューションセンター長): 弊社の生産拠点は中国やドイツなど海外にあり、それらの国から取り寄せた製品を日本のお客様に提供していますが、その入出荷や在庫管理をしているのが当部署の業務です。
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