キーマンズネットは2022年1月6日〜1月11日にわたり「デスクトップ仮想化の利用状況」に関する調査を実施した。アンケート結果を基に、本稿は社内環境へのリモート接続の頻度や手段、リモート環境に対する満足度などを明らかにする。
調査では、全体の約8割の回答者がリモート接続をする体制にあるが、企業によって環境の整備状況にバラつきがあると分かった。またリモート接続をする回答者の半数以上が「さまざまなトラブル」によってアクセス環境に不満を抱いている。
新型コロナウイルスの影響で、企業はテレワークへの対応を余儀なくされてきた。2020年5月の緊急事態宣言が発令されてから約2年がたとうとしているが、テレワークはどれほど普及したのだろうか。
通常業務において自宅やサテライトオフィスなど社外から社内環境にリモート接続する機会の有無を尋ねたところ、「常にある」(51.1%)、「時々ある」(32.3%)、「全くない」(16.6%)という結果が出た。「常にある」と「時々ある」を合わせて全体の83.4%が何らかの形でテレワークを実施していると分かる。
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