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» 2022年02月21日 09時00分 公開

法人向けAI翻訳サービスとは? 特徴と選定ポイント、運用の注意点を徹底解説

近年、AI翻訳サービスの精度が飛躍的に向上し、業務での利用を考える企業もあるだろう。市場では無料ツールも提供されているが、業務利用するにあたって注意点がある。法人向けAI翻訳サービスの特徴と選定ポイント、運用の注意点、事例を徹底解説する。

[指田昌夫,キーマンズネット]

 近年、AI(人工知能)技術の一つである深層学習の活用によって、言語を自動翻訳するAI翻訳サービスの精度が飛躍的に向上している。専門家に翻訳を依頼するよりもコストが安くわずかな時間で完了するAI翻訳サービスを利用したいと考える企業もあるだろう。ベンダーからは無料サービスも含めて幾つかのサービスが提供されているが、どのような基準で選べばよいのか。

 本稿ではAI翻訳サービスの導入ガイドとして、業務で無料AI翻訳サービスを利用する際の注意点とともに、法人向け有料AI翻訳サービスのメリットや機能、選定ポイント、運用の注意点などを紹介する。AI翻訳サービス業界の専門家であるNTTコミュニケーションズの戸田晋行氏(プラットフォームサービス本部 アプリケーションサービス部 AI推進部門担当課長)に話を聞いた。

無料サービスを業務に利用してはいけない? コロナ禍で企業の意識に変化

 AI翻訳サービスを提供するベンダーは各社ともエンジンの高度化に注力しており、翻訳の精度が拮抗している。無料サービスであっても有料サービスと同様の精度で翻訳できるため、業務で既に利用しているケースもあるのではないだろうか。

 AI翻訳サービスは、インターネットを経由して翻訳エンジンにアクセスするクラウド型サービスが一般的だ。サービス事業者のサーバに翻訳対象のテキストを送信する必要がある。無料サービスの場合、アップロードしたテキストは一定期間保存され、学習データなどに流用されることがほとんどで、機密保持が保証されていない。

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