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» 2022年06月13日 07時00分 公開

Zoom Phoneとは? プラン別料金やできること、できないことを解説

コロナ禍をきっかけに爆発的に普及した「Zoom」が、2021年からビジネス電話サービス「Zoom Phone」を日本でも提供している。従来サービスとの違いやプラン、できること、できないこと、始め方などを解説する。

[指田昌夫,キーマンズネット]

 非対面コミュニケーションの普及を支えた「Zoom」が、2021年からIP電話サービス「Zoom Phone」の提供を始めた。「Zoomで電話ができる」ことで何が可能になるのか、従来の電話番号の扱いや移行のメリット、プランの選び方や料金などをスペシャリストから聞いた。

サマリー

。Zoom Phoneとは

  • 「社用スマホの支給」では解決できない問題とは
  • Zoom Phoneの強み、できること
  • Zoom Phoneでできないこと
  • Zoom Phoneの料金プラン、選び方と始め方

Zoom Phoneとは

 Zoom Phoneとは、インターネット経由で電話ができる「クラウドPBX」サービスの一種だ。契約してサービスの利用を始めると、Zoomアプリから電話機能を使えるようになり、ユーザーはテンキーからの電話番号を入力やユーザー検索などから電話をかけられる。アカウントがひも付いたアプリからの電話になるため、PCやスマートフォン、アプリをインストールした固定電話端末などデバイスを問わずにビジネス電話がかけられる。

「社用スマホの支給」では解決できない問題とは

 従来、外出の多い営業部門の従業員を中心に「オフィスの外で仕事の電話をする」こと自体は一般的だった。ただし企業の代表番号や部門の電話番号はオフィスにいなければ受けられず、「代理のメンバーが取り次いで、折り返し電話をする」という運用がされていた。昨今はテレワークが普及し、オフィス回帰の動きもある。働く場所を自宅とするかオフィスとするかの判断は業種や企業によって分かれるが、いずれにせよ非対面でのコミュニケーションは「当たり前の選択肢」に含まれている。

 そのような中、従業員に業務用のスマホを支給するだけではコミュニケーションがサイロ化して情報が分断され、代表電話の管理もできないことが課題として注目されるようになった。

 Zoom Phoneに代表されるクラウド型IP電話サービスは「一部の対応のために出社が必要になる」「誰が何を抱え込んでいるのか分からない」といった状況を脱却し、情報コミュニケーションの効率を上げるために業務用の固定電話機能を見直す中で採用が進むソリューションだ。

 Zoom Phoneは日本での提供開始から1年がたつ(2022年6月時点)。ZVC JapanでZoom Phoneスペシャリストを務める吉田馨一氏によれば「具体的な導入数は非公開」だが、中堅中小企業を中心として数百を超える企業に採用されている状況だ。

Zoom Phoneの強み、できること

 Zoom Phoneは「Zoom Meetings」のアプリケーションに統合されている。Zoom Meetingsが個人や法人を問わず広く利用される中で「慣れた使い心地で、ビジネス電話に必要な機能をおおむね網羅する」のがZoom Phoneの強みだ。

 以下に、具体的な機能やできることを紹介する。

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