企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが進む中、管理職に求められる役割は多様化している。人事コンサルティングを手掛けるセレクションアンドバリエーションは、産業ごとの管理職の特徴を把握するために厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」を基に、「管理職比率の実態調査」を実施した。
産業全体における「部長比率」は7.7%で「課長比率」は3.8%であり、「管理職比率」は11.5%が平均値であった。
管理職比率が最も高い産業は、「学術研究、専門・技術サービス業」(17.7%)で、最も低い産業は、「医療、福祉」(5.9%)であることも分かった。管理職比率が高い産業は管理職比率が低い産業よりも、管理職の平均勤続年数が長い傾向にある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。