フリーランス向け求人サイト「テクフリ」の登録データを基盤に2026年5月のITフリーランス人材市場を調査したところ、新規登録人数は4月比13.7%減少、総人数は1.2%増加した。AI関連職種やネットワークエンジニアなどは希望単価が高水準を示した。
ITフリーランスエンジニア向け案件・求人サイト「テクフリ」が公表した2026年5月のIT人材市況調査によると、市場全体では登録人材数が増加した一方で、新規登録者数は減少した。また、AI関連職種や高度な専門知識が求められる職種は、引き続き高い希望単価を維持している。
登録人材数は4月末比で1.2%増加した一方、新規登録者数は前月比13.7%減少しており、新たな人材の流入には鈍化した。職種別では、登録人材・新規登録者ともに「サーバサイドエンジニア」が最多で、「フロントエンドエンジニア」「PM(プロジェクトマネジャー)」が続いた。2026年5月の新規登録者では、「ネットワークエンジニア」と「UI/UXデザイナー」が新たに上位にランク入りした。
2026年4月と5月の平均希望単価を職種別に一覧化したものが以下の図だ。
全体の平均希望単価は72万2000円だった。職種別の平均希望単価を見ると、やや変化があった。
全体の平均希望単価は72.2万円だった。職種別では、「SAPコンサルタント」が122万8000円で最も高く、「AIコンサルタント」(115万5000円)、「AI研究職」(115万円)が続いた。この他、「ITコンサルタント」「AIエンジニア」「PM」「SREエンジニア」「PdM」「機械学習エンジニア」「データ基盤エンジニア」が上位10職種に入り、AI関連や高度な専門性を持つ職種の市場価値の高さがうかがえる。
一方、新規登録者の平均希望単価は、4月の81万9000円から5月は79万3000円へとやや低下した。ただし、職種別では「AIコンサルタント」が142万5000円でトップとなり、「ネットワークエンジニア」(133万6000円)、「社内SE」(118万3000円)、「PdM(プロダクトマネジャー)」(105万円)、「PM(プロジェクトマネジャー)」(98万1000円)が続いた。「機械学習エンジニア」「AIエンジニア」「Salesforceエンジニア」「SREエンジニア」「ITコンサルタント」も上位10職種にランクインしている。
今回の調査では、市場全体で登録人材数は増加している一方、新規登録者数は減少傾向にあることが分かった。その一方で、AI関連職種をはじめ、ネットワークエンジニアや社内SEなど専門性の高い職種では高水準の希望単価が維持されており、人材需要の高さが引き続きうかがえる結果となった。
なお、本調査は、登録人材4万人超、案件3万件超を対象に、2008年8月8日〜2026年5月31日までの保有データを集計したものだ。
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