プリンターの基本機能とは?
プリンターの基本機能には以下の4つがある。
●プリント機能
コンピュータなどの文書を印刷する機能。カラー8ppm/モノクロ30ppm~カラー/モノクロともに60ppm(ppm=1分あたりの印刷枚数)と製品によって幅があるが、基本的に高価格帯製品ほど高速であり、インクジェットプリンターよりもレーザープリンターのほうが高速。また高精細で印刷するほど印刷スピードは低下する。印刷は細かい点の集合によるもので「4800×1200dpi」というように表記され、数字が大きいほどより詳細な印刷が可能となるものの、インクジェットプリンターの場合は高精細で印刷する場合には対応する高品質の用紙が必要になる。また高精細で印刷するほどに消費トナー量、インク量が増加する傾向にある。
●両面印刷機能
印刷用紙をセットし直すことなく両面に印刷できる機能。業務向けプリンターの一部製品に搭載される。
●メンテナンス機能
インクカートリッジからインクが正常に出ているか、用紙が正しく送り込まれその位置が正しくセットされるかなどを確認する機能。また、かすれやにじみなど印刷が不調な場合にはヘッドクリーニングすることもできる。
●ネットワーク機能
ネットワークに接続して共有プリンターとして利用できる機能。最近では無線LANユニットを内蔵してケーブルレスでネットワーク上で共有できる製品も登場している。
プリンターの導入メリットとは?
プリンターの導入メリットは、印刷することで所有する機器や情報リテラシーの差に関わりなく、情報の共有が可能となったり、データを印刷して紙文書として保存しておくことができることが挙げられる。またその際、有印文書にすることで公的、法的に有効な文書とすることも可能となる。